私が投資クラブのメンバーに、安い時期に買っておけば上がったときは利益になる、と言っていたことは今回のことで現実となりました。
値が安いうちはまだまだ安い花を買える季節だったのですが、株価が上がってしまい、実をつけた今は、その実がどんどん大きくなっていくのを待つのか、またはその実を高い値で買って増やしていくしかなくなってしまったのです。
こんなことは普通の投資家は考えないかもしれませんが、私にとって投資とは資産を作るための手段で、今は、中・長期に投資していく、ある意味ではまだ入り口に入ったばかりなのです。
中国株投資はこれから2005年から2010年にかけてが本番です。
2004年春先には、QDII(中国の国内投資家による海外株式市場への投資認可)の実施も具体的になるはずです。
QDIIが実施されれば、中国国内投資家の資金が香港市場に流入するでしょう。
そのときにはH株が高騰し、A株とH株との価格差が一気に縮まる可能性があります。
また、国有企業のリストラが進むとともに、企業を大きく成長させる産業が育ち、中長期的な成長が見込める銘柄が増えつつあります。
それに伴い、風評で動くのではなく、業績がストレートに株価に反映される相場も形成されていくはずです。
そんな時に、「株価が上がって買い増しにくくなった」と言ってもしかたありません。
今後の成長を考えれば、今が買いどきだ。
私はそう考えるようになっていました。
グループのほうも持ち株がふくらんでいるので、各自ある程度の金額になっていると思います。
グループの株は基本的に最低10年間売らない予定だったのですが、その予定を変更して、グループ分は2002年中に全部売却しました。
これは、グループの中で何か問題が発生して売ることになったわけではなく、日本の証券制度の改正が大きく関係しています。
2002年末まで、日本での株式税制は申告分離課税か源泉分離課税のどちらかを選択できることになっていました。
ところが、2003年1月からは申告分離課税に一本化されてしまうのです。
これまでは源泉分離課税を選択すれば税金は1.05%で済んでいましたが、申告分離課税だと10%支払わなければなりません(但し、これは一年以上の長期保有の場合で、なおかつ2003~05年の間の措置であり、一年以下の短期保有の場合や2005年以降に長期保有の株式を売却した場合は20%の課税となります)。
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